2024年1月20日土曜日

Kenwood TH-F28ハンディ機修理

近所に住んでいる姉ちゃんの旦那様(現在閉局中)からKenwoodのカッコいいハンディ機TH-F28、144MHZ(430MHz受信可)を頂きました。
↓デザインがKENWOODらしくて好きです

乾電池ケースの液漏れ補修と電解コンデンサの交換を行いました。

コンデンサ交換前、基板を見ると漏れた電解液でパターンが虫食い状態になっています。今は正常に動作していますが早く交換しておいた方が無難ですね。

アリエクにて電解コンデンサSMDキットを購入しました。

作業の様子
20Wの細い半田コテと細い糸ハンダ(0.3㎜)を使って電解コンデンサを外しました。
外す時に新しいハンダを付け足してあげると外し易くなります。パターン剥離しやすくて大変難しい作業です。
外した後にアルコールで電解液を綺麗に拭き取ります。レジストが剥がれたところは銅箔がむき出しになるので酸化(サビ)する為、新しいレジストを塗るか半田メッキしておくことを推奨します。(私はとりあえずそのままにしてしまったので後日処理予定)

電解コンデンサ交換後
1ヶ所パターン剥離してしまいましたがなんとか取り付けました。

2024.1.23追記
防湿コーティング(シリコンコーティング剤)太洋電気産業BS-C20Bをアマゾンにて購入。レジストの剥がれた部分に塗布しました。レジスト剤が売り切れだったので代わりに使ってみました。
3回ほど上塗りしました。一応コーティングはできています。


↓乾電池ケースからアルカリ液がはみ出るほど膨らんでいました。
作業途中の写真撮り忘れましたが、かなり外すのが大変でした。
乾電池ケースは少しヒビが入ってしまいましたがなんとか修復して使えるようになりました。

取扱説明書をKENWOODホームページからダウンロードできました。
送信系統図
パワー設定がH(5W)、M(2.5W)、L(0.5W)、EL(20mW)の4段階あります。
EL設定にするとかなり長時間使えそうです。
144MHzのトランシーバーですが430MHzも受信可能、クロスバンド機能も付いています。
150MHz帯も受信可能なので国際VHFが感度良く聞こえています。

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