2024年2月24日土曜日

FT-101ZSD修理(その4)

FT-101ZSD修理シリーズ、今回はローバンドのパワーが出ない件を深掘りします。
理由として考えられるポイントは

①各バンド水晶ユニットの出力レベル
オシロスコープで確認しました。
出力レベルOKでした。

②プリミックス混合ユニットの出力レベル
(VFO + 各バンドLOの混合出力)
出力レベル、ローバンドが少し低いですがローバンドは増幅率が通常ハイバンドよりも高いので問題無しと考えます。

③トリマーボード(12BY7A入力前の同調)用トリマの経年変化では?
最後にトリマーボードのトリマーを調整したところパワーが上がりました。
7MHz 100W 
3.5MHz 100W
1.9MHz  50W
※1.9 MHzはオンエアするつもりがないからまあいいかという感じです。

ようやく使えそうなところまで来ました。
あとは28MHzで何故かパワーがふらつく現象だけとなりました。
今までのチェックでトリマーボード裏側に付いているパッティングコンデンサーが怪しそうです。

(つづく)
次回は高圧電源部の電解コンデンサを交換予定。サトー電気で一揃え仕入れて来ました。いつものC国製は信用できないので信頼の日本製(日本ケミコン製)を購入しました。高耐圧品のため全部で3,300円ほど掛かりましたが⚡️😭💣️爆発する前に交換せねば😼

そういえば日本ケミコン(6997)株価続落
カルテル訴訟特損で最終赤字膨らむ。
将来の業績回復を願って今が買いか…
って修理とは全然関係無いお話でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿