2024年3月6日水曜日

アルインコDX-70H修理

お預かりしているアルインコDX-70Hを再チェックしてみました。

前回までのおさらい
・電源入らない
電解コンデンサ交換と液漏れパターン腐食の修正でOK

変調が割れる
無線機内部のマイクゲイン調整用の半固定抵抗を調整。解決できなくて終了、そのままでした。
かなりマイクゲインを下げてあげないと変調が汚い状態だったと記憶。
(マイクゲイン下げる=パワーも下がる)

・最近似た症状をIC-741(100W)で体験
もしかしたら同じ原因ではないかと思いました。(自作ハンドマイクの長い+8Vケーブルに回り込んで変調が汚くなっていた)
マイクゲインを下げて10Wくらいだと綺麗な変調なのにマイクゲインを上げ30W以上にするとモービルホイップからの電波がマイクコード経由で回り込んで変調が割れてました。アイコム純正のダイナミックマイク(+8V無し)に変えたら100WフルパワーでもOKとなりました。

そこで今回はモービルホイップを使わないでダミーロードで試してみたところマイクゲインをMAX付近まで上げても綺麗な変調でした。(IC-705で変調モニター)
パワーもSSBで50~60W出ます(内部スイッチ50W設定)
長い延長カールコードにモービルホイップからのハイパワー出力が回り込んでいるようです。
当局のアパート環境(モビホが回り込みしやすい)が原因のようでした。
(-_-;)

・AFボリュームとRITボリュームが効かない
アルプス製の2連ボリュームが使用されていました。
このタイプは経年変化で不具合が起こりやすいようです。
アルインコのホームページを確認したところ残念ながらDX-70シリーズは修理と保守部品の提供は終了していました。

このアルプスボリュームは昨年TR-851Dで類似品を分解しましが、かなり難しく自信がないため今回は断念。
申し訳ありませんm(_ _)m










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