2024年3月16日土曜日

TM-833S修理(完)

本日は最後に残った430MHz基板の電解コンデンサを交換しました。
SMDタイプ9個、リードタイプ1個で1200MHz基板より少ないですが基板を取り出すのに苦労しました。


先ずは同軸ケーブルの半田を吸い取ります。ケーブル差し込み部のネジ2本を外すとケーブルを本体から抜き取れます。

あ、ピン3ヵ所も忘れずに半田を吸い取り
※この3つのピンは反対側の1200MHz基板とつながっているので1200MHz基板修理で外した時に430MHz基板もやれば、430MHz基板はピン付いたまま外せる事に今気付きました。

パワーモジュールは基板に付いたままでもケースから外せるんだけど作業しにくいから外しました。

三端子レギュレーター横の電解コンデンサが一番液漏れしていて基板の腐食が起きていました。
アルコールで綺麗に拭いて断線していないかテスターでチェック、大丈夫でした。
キャビティと垂直基板の間にあるコンデンサを外すのに難儀しました。
細いコテを2本(二刀流)使いして他の部品に触らないように狭い隙間へ差し込んで…なんとか外しました。

電源部の1800uFという中途半端な値のコンデンサがどこにも売ってなくて仕方なく2200uFを取り付け(これがフタがちゃんと閉まらない原因に)


全部のコンデンサ交換後、元に戻して行きます、ピン3ヵ所半田付け、同軸ケーブル半田付け、パワーモジュール半田付け、ホワイトフラットケーブル挿入、ネジ取り付け、結構大変です。


今回TM-833修理で交換したコンデンサ
チップタイプ22個、リードタイプ5個、
合計27個を交換。
チップ電解コンデンサは全て液漏れ起こしていました。TM-833のオーナー様は早急に電解コンデンサの交換をメーカーでやって頂くことをオススメします。

このデカイ2200uF電解コンデンサを付けたせいでカバーがぴったり閉まらない原因になりました。( ̄▽ ̄;)

見なかったことにします。
修理した晩にローカルOMさんと
ラグチューして送受信問題無いことを確認できました。

(おわり)


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