2013年7月14日日曜日

FT-757GX Repair 修理(2)

Localユニットの調整
Yaesuの調整手順に誤りがあるので注意(15.0007Mhzを先に合わせてからキャリアポイントを調整)


受信感度低下(殆ど聞こえず)
ノイズジェネレーターで調べたところBPFとANT入力の間で問題があることがわかった
FT757定番のSWダイオード不良のようである
RFユニットを取り外してダイオード交換


各バンドのBPFはダイオードで切り替えている
入力部分のD04とD19の2個のダイオード不良があった




予防措置として全BPF用のダイオードと周辺も含めて20個ほど交換


プリアンプ、ミキサー、バッファまで5個の2SK125をついでに交換


受信はほどなく復帰、プリアンプも調子良く働くようになりました
FT-757は八重洲のロングセラーだったので中古で沢山出回っていますがダイオードスイッチの不具合とファイナルユニットのタンタル劣化によるショートで電源ラインのIC、トランジスターが破損したジャンクが多いようです

こうやってブログで見るだけならサクサクと作業しているように思えますが実際は結構大変です
「俺にも直せるハズ」っと思い込みになるぬようご注意を。。。


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2 件のコメント:

  1. 修理お疲れさまでした。
    部品のストックもすぐに尽きちゃいそうな勢いの消費ですね。

    それでも命運尽きかけていたジャンク機が蘇るというのはアマチュア無線全体にとって素晴らしいです。
    新品より中古を直して使う方がアマチュア無線らしく感じるのです。

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  2. 壊れて粗大ゴミとなってしまうのが勿体なく思います。修理したリグ達が活躍してくれることを願っております。

    And次の修理品が早速控えておりますHi

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