2024年2月16日金曜日

IC-741修理

IC-756pro3修理の為にドライバー段2SC3133(2個)を外してしまったIC-741

2SC3133は残念ながら現在入手不可です。
代わりにサトー電気で比較的安価に買える2SC1969を購入して取り付けました。

2SC1969はコレクターフィンとなるためシリコンシートを挟みます。

エミッタとコレクタの位置が逆の為、足をクロスさせて取り付け。バリスタダイオードはヤフオクで仕入れました。
金属ネジは使えないためポリカーボネート製のネジで固定します。

ダイオードはシリコングリスをたっぷり塗布してトランジスターへ密着させます。

アイドル電流は200mAに設定
※最初100mAに設定したのですが、ネット検索で自作アンプのブログを発見、1個あたり100mAの設定をされていたので200mA(2個分)としてみました。

2SC1969を代用して無事100W出力復活しました😼
最初パワーが出ずに悩んだのですがFMユニットをIC-740Sへ移植した時にIFケーブルを元に戻すのを忘れていました。
( ̄▽ ̄;)

※28MHzの100W化
このトランシーバーが発売された時代は28MHzの最大許可電力が50Wでした。
28MHzだけパワーが50Wしか出ない為、100Wへ改造しました。
メインユニットのケーブルを1本抜くだけです。
緑色のケーブルをコネクターから外します。外したあとは熱収縮チューブを被せておきます。
これで28MHzは無事100Wになりました。

マイクはICOM純正マイク(プリアンプ無しの普通のダイナミックマイク)を使用。最初、自作コンデンサマイク(写真右側STANDARDマイク内部改造品)を使用したらコンデンサマイク用の電源線(赤色線)に100W送信波が回り込みして変調が割れる不具合が出てしまいました。マイク電源ラインはシールドしないとダメですね。

マイクピンアサイン
KENWOODとの違いはPTTだけのようである。(4線式の場合)
※但しマイク用電源と周波数UP/Downも違うはずなので結線する場合は注意が必用


※2月17日朝、修理したIC-741を使って
ARRL International DX Contest CWに少し参加してみました。アンテナはコメットの21MHzモービルホイップですが100Wで呼ぶと結構ピックアップして頂けます。
ゼネカバ機能もあるのでAMモードにしてBCLラジオ代わりにもなります。
ちなみにAM送信改造することも可能。
私が以前改造した記事IC-741のAM送信改造をご覧ください。


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